京都 観光スポット(10) 2つの伊藤若冲展 細見美術館と相国寺承天閣美術館

今年は伊藤若冲の生誕300年なんだそうですね。

いま京都で開催中の2つの伊藤若冲展に行ってきました。休日の午後にもかかわらず、どちらも待ち時間なし、行列なしで入れました。さして混んでもおらず、ゆっくり鑑賞できました。

細見美術館(9月4日まで)
入場料1200円(一般)
細見美術館のコレクションを中心に40点ほど。次の展示室に行くのに外階段を通ったりと不思議な感じですが、展示作品は、どれも素晴らしいものばかりで、蒐集家の方のセンスが光ります。こちらはミュージアムショップが充実していて大盛況でした。ショップだけなら入場料なしで利用可。

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相国寺承天閣美術館(12月4日まで)
入場料800円(一般)
釈迦三尊像鹿苑寺金閣寺)の襖絵のほか、動植綵絵の高精度なレプリカ30枚も展示されていました。レプリカとはいえ非常に精巧なもので、若冲の筆致がリアルに伝わってきます。春の東京での若冲の展覧会では4時間待ちなんてニュースになっていましたが、これの実物を見るために4時間も並んだ人がいたのはわかる気がします。

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どちらも若冲の魅力を存分に味わえました。